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9月23日に小児看護学実習の一環で幼稚園の運動会に行きました。4ヵ月ぶりに私が実習で担当した”さくら組”の園児と対面しました。5月の実習で会った時に比べて身長も伸びていて、子どもの成長の早さを実感しました。
競技の中で、リレー時に赤色チ-ムは途中バトンを落としてしまい、他のチームに一周差をつけられる状況がありました。そして、他のチームは赤色チームよりも先にゴールし、その時アンカーだった男の子は、取り残されたように一人トラックを一生懸命走っていました。そして、走りきった男の子は、ゴールした瞬間に号泣していました。その姿に私はとても心を奪われました。最後に一人だけゴールを目指して走りきった後になぜ泣いたのか…?きっと練習の時は他のチ-ムに勝っていたのに悔しくて思わず涙を流したのだと気持ちを察しました。このように子どもは感情を露わにする姿や自分の気持ちに対して素直に表現する姿をみて、また、泣いている園児にずっと寄り添い頑張りを湛えていらした先生も涙されている姿に胸が篤くなりました。自分の気持ちに対して素直に表せるそんな真っ直ぐな子どもが素敵であると感じ、そのような園児への関わりについても学びの機会となりました。
1日を通じて、運行、使用物品の準備を行いましたが、競技担当の保護者の方と密に報告・連絡・相談を行った事により運行が遅れることなく、無事予定の時間に合せて事故を起こすことなく終了する事ができました。これらは、看護師になる上でも必要な事で同じ事が言えます。常に目の前の対象特性を描きながら、目的を達成させるために”安全”に配慮していかなくてはなりません。今後の実習も、病棟のスタッフの方とアポイントを密にとり、その中で報告・連絡・相談をして医療事故を起こすことなく実習を進めていきたいと考えます。
3年生 岩松奎介
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