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11月5日 私たち一年生は奈良県立医科大学へ解剖見学に参加させていただきました。 解剖見学を行う前は、解剖生理学で学んだように人体の内臓や神経、筋肉の構造や姿、形、などどんなものなのか興味でいっぱいでした。実際に、ご検体を目の前に医大生が内臓や神経、筋肉の説明を一つ一つ丁寧にしていただきました。目にした全ての臓器が印象的で今でも忘れることはないくらい勉強になりました。そして、改めて人間の凄さを知ることが出来ました。 その中でも、私が一番印象に残っているのは肺です。肺は、生きるために必要な呼吸を行う機能であり頑丈で重いものと思っていました。しかし、実際に手に乗せてもらい重さや感触を感じさせてもらいました。肺は、スポンジみたいに柔らかく繊細なもので軽かったです。こんな軽い臓器で生きている上で毎日呼吸を行っており酸素や二酸化炭素の交換を行っている肺は、素晴らしいと素直に感じました。肺を見て改めて肺の機能の凄さなど学べました。ご検体は、肺がんだったため肺に黒い腫瘍の姿がありました。腫瘍を実際にみて胸が痛みました。この腫瘍で人を苦しめ死に至ると思うと病気の怖さを改めて感じました。現在、癌などの治療法が数少ない病気はたくさんあると思います。だから、少しでも医療の発展に協力したい、患者の苦しみを少しでも和らげて生きる希望を与えていける看護師になりたいと思いました。 この解剖見学が、無駄にならないように今後の学習につなげて行きたいです。また、より一層医療の現場に立ちたいと思いました。そして、改めて人体の凄さを感じることができました。臓器や神経、血液、筋肉など日々休まず活動していると思うと健康に生きていることに感謝していこうと心から思いました。解剖見学のおかげで本当に学んだことが多かった。私たちのために解剖見学をさせていただいたご検体や家族の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
第38期生 M・A
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