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今日は、私達36期生の卒業記念講演として薄井坦子先生のお話を聴講させていただきました。
薄井先生にお会いすることができたのは今回2度目で、以前私達36期生は2年前の1年生の時に薄井先生が開かれている講習に参加させていただきました。そのときにも、看護を行うに当たっては専門的な知識と高い技術を持ち合わせていると同時に、病を持ち苦しんでいる患者様や家族様を何とかしたいと思える心のこもった愛情が必要であること。そして、それらを持ち合わせた上で自ら行った援助が「看護」になり得たのかを振り返るためには理論が必要であることを学ばせて頂きました。
前回は1年生の夏で看護学の知識が乏しかったため、講習の内容の僅かしか理解することができませんでしたが、3年間の勉学と実習の経験から、「先生のおっしゃっていたことはこうだったのか」とより薄井先生の科学的看護論を理解することができました。
私達にとって薄井先生は看護師を志した時の夏に看護師としての道しるべを示して頂き、学校生活の3年間は薄井先生の「ナースが視る病気」「ナースが視る人体」などの教科書で勉学や実習で行き詰った時に繰り返し読み直し、看護師として必要な知識を頂き、そして、「科学的看護論」から看護を専門職として行うに当たり必要な思考や理論を身につけさせて頂きました。
私達36期生の学生生活の思いでは薄井先生の話しがなければ語れないほど私達にとって身近な存在でもあり、尊敬する一人の先輩看護師でもあります。今回、卒業記念講演として私達の学生生活の最後にお会いさせていただく機会を頂いて本当に感謝しています。本当にありがとうございました。先生のお話を聴講したことで一日でも早く看護師として勤務して患者様や家族様に看護したいと改めて感じることができました。
私達36期生は間もなくこの学校を卒業します。しかし、看護師としてまだスタートラインに立ったに過ぎません。今日の薄井先生の話を聴講させていただき、感じたことをこれから先、看護師として働き何十年経っていても、この想いを忘れることなく、患者様と家族様に接していきたいと感じました。
3年 三宅 健太
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