こんにちは。ハートランドしぎさん看護専門学校では学業に専念するためアルバイトは禁止になっています。しかし、長期休暇中に母体病院のハートランドしぎさん、上野病院でアルバイトすることができます。そこで、今年の夏に上野病院でアルバイトを経験した学生の感想をご紹介します。

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　私は夏休みの間、学校の母体病院の系列である、三重県の上野病院へアルバイトに行かせていただきました。その夏休みの出来事を書きたいと思います。 私は認知症病棟に配属され、そこは認知症の方をはじめ、精神疾患を抱えている方など様々な方が入院していました。私が主に行った内容は環境整備でした。バイト中では、シーツ交換や手引き歩行、食事の配膳や食事介助などの、沢山の看護技術も学ばさせていただきました。私は2年生なのでまだ実習には2回しか行っておらず、患者様と実際に関わるのは少なく、そしてここまで援助をさせていただいたのが初めてでとても良い体験になりました。

　バイト中、患者様の転倒や転落、また急変し生命の危機に直面している方もおられました。緊急時の看護師の対応や周りへの配慮が適格で看護師の適応力の凄さに圧倒されました。わたしも将来こんな風に素早く対応して、患者さんの苦痛や不安を軽減していける看護師になりたいと思いました。

　最後、病棟を離れる際に、患者さんに挨拶にいきました。そこでは、感謝の言葉をいただき、涙を流してくれた方もいらっしゃいました。約1か月間でしたがここで過ごした時間はとても充実していました。自分の将来の学びに繋がり、社会勉強にもなり、働くことの大変さを身に染みて感じることができました。

　私は寮生活をしているので、上野病院まで学校の事務の方に送迎していただきました。そしてバイト期間中、職員寮を貸していただきました。バイトをする為に学校の先生方、事務の方、上野病院の職員の方に支えてもらっていることを忘れず、そしてこんなたくさんの学びをさせていただいた患者様方や病棟スタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

　今回の経験から、私は看護師になりたいという気持ちが強くなりました。

　そのために今できることは、勉強し知識を得て、技術を磨くことだと思います。今できることをひとつずつでもこなしていき自分の力にし、頑張っていきたいと思います。

40期生